超広角レンズ

僕が今持っている中で一番の広角レンズはSuper Angulon 5.6/47(MC)(レビュー→http://d.hatena.ne.jp/atzhiz/20090620)なんだけど、さらなる広角レンズが欲しくてApo-Grandagon 4.5/35を購入しようと思っています。47mmでも広角過ぎるかなと思うことも多々あるわけなんですが、それでももっと広い画角がほしくなったりして。広角はある意味麻薬みたいなもので、どんどんとより強いものが欲しくなってしまう。写真としてまとめる時は標準画角が一番だと思う。でも広角のまとまらない構図が好きなのです。6×8で35mmほどになると47mmよりさらに難しいだろうなとも思うのだけど、そのまとまらなさというか、写真として成立しない感じを味わいたい。実際に写真展に行くとほとんどが標準画角や中望遠で撮っていて、広角は忌避されているように思う。たしかに広角は写真的な効果が強過ぎてすぐに飽きるような写真ばかりできてしまう。
中古も視野に入れているのだけどできればリンホフ純正で凹みボード加工したものが欲しいのでなかなか希望どおりのものが見つからない。フラッシュを焚いての撮影もあり、またアオリ操作をやりやすくしようと思ったら凹みボード加工してあることが必要になる。大人しく新品のものを購入しようかとも検討中。僕にとっては安い買い物ではないので慎重になる。
大中判レンズはシュナイダーで統一している僕だけど、Super Angulon 5.6/38 XLはかなりディストーションがあるようで、パスするつもり。
カメラも2x3ではテクニカルダンも買いたいのだけどなかなか新品では買えないので中古で探しているけど、ちょっと出物も少ないし難しい。テクニカルダンはすぐに必要なわけじゃないのでのんびり探します。スペックは魅力的だし、実際に現物触ると凄く欲しくなります。バック部がグラフロック規格だったら何も文句無いのですが。専用のリンホフのバックでないと使えないあたりだけが問題です。テクニカルダンの他にはArca-SwissのF-metricも気になる。これはテクニカルダンよりもさらに現物にお目に掛かる機会が無いようで、僕はまだ現物を触ったことが無い。
Apo-Grandagon 4.5/35を買うとすると予算の都合でストロボPE-60SGは先延ばしになりそう。これも必要な機材なんでそのうち買うはず。今度の桜の季節までには買っておきたい。それから、47mmの次は広角は75mmしか持っていないので間を埋めるためにApo-Grandagon 4.5/55かSuper Angulon 5.6/58XLも欲しいけどこれはさらに先延ばし。買うなら包括角度を広くまたフランジバックを伸ばすためにやや歪みを許容しているSuper Angulon XLよりもApo-Grandagonになるかな。