ベルボン ジオ・カルマーニュN645M

ジオ・カルマーニュN645Mを買ってしばらく使っています。基本的に3段の脚を使うのですが、機材バッグに丸ごと収納できるようにということで4段を買いました。
私の使用するカメラとレンズから考えるともう一回り小さいN545Mでも良かったのですが(三脚に載せるのはエボニーSW23やマミヤ6で広角から標準がほとんど。リンホフテクニカルダン23も使うことはありますので一応28mm径のN645Mがちょうどよいのかもしれません。テクニカルダン23でも望遠を使わなければN545Mでも載せられないということはありません。)、三脚の上にボールレベラー、3ウェイ雲台と載せることを考えると脚と雲台周りのバランスから考えてN645Mにしました。もっと細くて軽い三脚ならジオ・カルマーニュE445Lを持っていますし。
脚はとても良いです。何も不満はありません。カーボン部分も金属部分もともに十分な剛性がありながら軽量であるという基本性能の高さに加え、大ネジ小ネジ両対応、使いやすいエンドフック、空転防止機構があり素早く伸ばし縮みできる、などなど細かく気が利いています。
問題は付属の雲台のPHD-65Qです。せっかく良い脚なのになぜ雲台をこの程度のものにしてしまうのでしょうか。ベルボンならPHD-51くらいを付属にした方がずっと良いと思うのですがいかがでしょうか。型番では60番台の付属雲台よりもPHD-51は下なのですが、PHD-51ならコマ締めなので構図決めの際のストレスが大幅に低減されます。
それと、クイックシュータイプの雲台が標準付属ですが、付属させるのならばアルカスタイルのものにしてくれた方がありがたいです。なるべくシステムはシンプルに統一しておきたいので。
というわけで付属の雲台はさっさと売却しました。