銀杏 (Nikon Nikkor-w 100/5.6のレビュー)

Nikkor-W 100/5.6

Nikkor-W 100/5.6とFuji Pro400で。
数年でNikkor-W 105/5.6に置き換えられるかたちで生産終了したので見ることは少ないレンズ。これは非常にシャープで優れたレンズだが、手に入りやすい105mmの方もシャープだし、わざわざ探してまで買うほどのものでもない。構成は典型的なオルソメターで、もともと6×9用(一応4×5をカバーできる。しかし一切ムーブメントできないと思っておいていい。)なだけにシャープだが、変なクセもなく扱いやすい。僕は中判での標準レンズとして使用している。レンズの存在を感じさせない素直さが一番の特長なレンズ。
制作しているシリーズの都合で標準レンズはあまり使わないが、このレンズはお気に入りではある。もっと使っておきたいレンズです。

銀杏はとても写真栄えのする木です。個体毎に枝の張り方、幹や気根の発達のしかたが異なっていて面白い。