Bessa R4A買おうかなあ

Bessa R4A欲しいです。ファインダーが物凄く良い。あれが7~8万円で買えるのなら安いよなあ。欲しいなあ。Mマウントのレンズ持っていないから合わせて買わないといけないんだけど。コシナフォクトレンダーのレンズも良いイメージしかないし。ていうかあんだけのレンズを作れるのならもうCosinon銘で売っちゃえばいいのに。GR1とGR21をセットで買おうか、Bessa R4AとフォクトレンダーUltron 28/2とフォクトレンダーColor Skopar 21/4Pを買おうか悩む。小型さで行くならGRだけど、ファインダーはボディが大きな分Bessaが良い。また新品で買えるというのも大きな利点。GRはまだリコーで修理受け付けているようだけど、やっぱり心配ですからね。オートフォーカスレンジファインダーはともに一長一短だからなんとも言い難い。ただ、レンズシャッター機に慣れているとフォーカルプレーンシャッターであるBessaはシャッターショックを感じた。もちろん一眼レフに比べると格段に小さいのだけれど、レンズシャッター機に比べるとどうしても大きく感じる。個人的にはコンパクトカメラの良い点はレンズシャッターであるところも大きいと思う。一眼レフが好きじゃないのはフランジバックの長さからくるレンズ構成の制約、広角を使うことが多い私ではボケ方を見ながらピント合わせするというのはなんともやりにくく距離計連動の方がはるかにスピーディに正確にピントを合わせられること、ミラーボックスとペンタ部があるからでかい、ということに加えてシャッターショックが大きいことも挙げられる。
全部買いたいところだけどお金が無いです。ちなみにBessa R4A+Ultron28/2+Color Skopar21/4Pのセットでフジヤカメラ価格で17万4400円。GR1GR1無印、GR1s、GR1vのどれを買うかにもよるけど大体3~5万、GR21は8~10万円程度なので合わせて11~15万円程度かあ。
Bessaを買うなら21~50mmという私が使う焦点域をカバーするR4Aです。ファインダー倍率が低いからどうかなと思ってたんですが、R4Aでも十分に見やすいです。R4Mもあるけど、機械式シャッターということには特に魅力を感じていないので、AEが使えて速写性に優るR4Aにしたい。
あとBessaは結構持った感じのフィーリングもしっかりしていて、操作感は値段の割には相当に良い。まあ手に持った満足感はライカMには完敗だけど。僕みたいなプアマンズライカとしてなら十分良さそう。あと微妙にミノルタのCLとCLEが気にはなっている。21mmレンズではファインダー外付けになっちゃうけど小さくて良さそう。
AEの使えるM型としてライカM7はたしかに欲しいけど高いからなあ。
E-P2を買おうと思ってたけど、自家カラープリントやってるって言ったら「それはあなた、フィルム最後の日までフィルムでやるべきだよ」ってE-P1とかGXRをぶら下げた人達に言われた。そんなものかなあ。デジタル移行した人ほど、僕みたいにいまだにフィルムに居残っている人に対して気安くまだまだフィルムでやった方がいいよって言うような気がする。*1彼らとしては絶滅危惧種を保存するような気分なのでしょうか。
デジタルの写りも結構好きなんですけどね。粒子感の無いクリアな写りとあのシャープさ、いいじゃないですか。でもデジタルだとプリントを作るのに結構お金が掛かるのがたしかに難点かなと思ったり。
コシナBessaシリーズと言えば、Bessa DigitalとでもいうべきなのがEpsonR-D1シリーズ。R-D1の後継機が出てきたら欲しいんだけどなあ。センサーサイズは少なくともAPS-H、できればフルサイズで、お値段据え置きでヨロシク。Leica M9はちょっと私には高いです。ニコンと協業してBessaボディをベースにD700/D3の素子を搭載してSマウントとVMマウントで出すというのはどうでしょう?
イカがやたら高いと思ってたから*2Mマウントシステムには興味無かったんだけど、調べてみるとライカに触れなくてもMマウントシステムは構築できそうだなあ。レンズの味とやらはいつまで経っても理解できなくて、現代レンズの写りが好きなんでコシナフォクトレンダーの安いレンズがあれば十分だし。ライカMはカッコいいとは思ってるんですけどね。カッコいいってのはなんだかんだでやっぱりアドバンテージですよ。

*1:フィルムも印画紙も銘柄の選択肢が減る一方だし、暗室機材の供給にも大きな不安を抱いていることを分かっているのだろうか。僕はカラーフィルムしか使わないからまだマシだけど、モノクロ感材の品質低下はたびたび耳にする。枚数もそれほど撮らないし(GS645Wに入れた220フィルム=30枚撮りが一月以上入ったままだったことなんてのもある。他のカメラも併用していたせいでもあるんだけど。)感材費用はあまり意識しないのだけど。フィルムも印画紙も富士フイルムのものしか使わないし、フィルムはProシリーズだけ、印画紙も鏡面仕上げのものだけなのでまだ当分はやれそうだけど、コダック派の人は大変だと思う。印画紙はスープラもポートラも無くなっちゃった。使っていなかったけど人が焼いたのを見るといい印画紙だと思っていたのになあ。なんとなく買い置きした5×7のスープラ印画紙が100枚だけ冷蔵庫で眠っているけど何を焼こうか。おかげで富士フイルムではこの時代に印画紙生産を増強しているらしい。事実上カラーペーパーは富士フイルム一社に絞られたおかげでいわゆる残存者利益というやつで当分は今のままで行けるのかもしれない。

*2:高くても残っているのにはきっと理由があるのでしょうけど。僕も高い高いと言われるエボニーのカメラを愛用していますが、これは良いものです。リンホフとかトヨとかアルカスウィスとかも使ったけど、僕にはエボニーが良かった。最初からエボニーを買っておけばムダ金使わずに済んだのになとは思うけど、自分に合ったカメラを探すための勉強代だったと思えばよいのかな。どう良いかは過去のエントリーで。