ロールフィルムホルダー使用雑感。

  • マミヤRB電動68バック:中古5000円で買えるとは思えない出来の良さ。プロ用に数多く出たのも頷ける。120/220切り替え可能な上にモルトに頼らない遮光を実現していて光漏れの心配もほとんど無い。若干タケノコ巻きや巻き太りを起こしやすい傾向があるのでフィルムの装填は丁寧にしましょう。単三電池4本で駆動するのでやや重いのも難点。電池を入れず手動巻き上げもできる。一応は68判ということだが、実画面は56×74mm程度と少し横に小さめ。
  • マミヤプレス用6x9:よく出来ている。ただし古いので中古で拾ってくるときにはモルトの劣化に注意。またマミヤプレス専用の規格になっている。マミヤプレスに付けた時にはちょうどグリップになる形状なのは良い。
  • リンホフスーパーローレックス:使ってきた中では最高のロールフィルムホルダー。モルトに頼らないで遮光しているので劣化の心配も無い。適当にフィルムを詰めても綺麗に巻いてくれる。中判用はリンホフ専用なのは残念だが、このホルダーを使うためにリンホフの中判カメラを選んでもよいくらい。120と220それぞれ専用になっているのと、やや高価なのがマイナス。それと重い。
  • トヨロールフィルムホルダー:使用していて不満を感じないもの。ただしでかいのと、6x9用も国際規格になっているとはいっても干渉して取り付けできないカメラが多いのが問題。これも120と220それぞれ専用。4x5用は旧型と新型があってトヨのカメラ側のバックの形状が異なっているので中古で拾ってくるときには注意。もちろん現行のトヨフィールドと現行のロールフィルムホルダー45/69でなら何も心配せずに買えばよい。
  • グラフレックスホルダー:安っぽい作りでとても心配になるが、実際に使用するとちゃんと使えるのでとりあえず問題は無いか。画面を6x9、6x7、6x6と選べるのは良い。120専用の他に220専用と120/220兼用がある。220用は今まで6x7しか見たことないが他にあるのだろうか?巻き上げはノブ式とレバー式がある。