雑誌
写真空間は日本語の写真評論誌で、とてもコアな存在。年一回の発行の模様。2100円で写真が載っているわけでもないというわけで、まあ普通の感覚では高いと思うはず。でも写真評論の専門誌というのは稀有なもので読み応えもそこそこもあるし良いと思う。良い…
今月出たPhotoGraphicaの暗室拝見は上田義彦です。 ていうか先月の青山ブックセンターの上田義彦トーク、かなり詳細にメモをとったのでレポを上げるつもりだったんですけど、まだ書いてないです。いい加減ちゃんと書かないと。他にPGIでの川田喜久治スライド…
「写真空間 1 『写真家とは誰か』」を読んでいる。 なんとも頭でっかちで、眠気を誘うような論考が展開されている。しかしその頭でっかちで眠気を誘う様子こそが写真について考えるということであって、正しい態度だと思う。 寄稿しているのは多木浩二、土屋…
以前の日記で触れていた展覧会。見てきました。やっぱり海外を撮っているんだなーって感じでした。僕には国内で撮った時と同じように見える場所を探して撮っているように思えた。海外でも一緒に撮ってやろうという、そんな感じ。海外のエキゾチシズムで簡単…
写真家にとって、都市は格好の被写体である。そこに住んでいる人にはもちろん物理的に近いからというのもあるけれど、人間が交わる場には面白さが集中するというのもあると思う。都市は人間が住んでいて人間を感じることもできるけれど、人間を超えたものも…
現在金沢21世紀美術館で開催中の杉本博司の歴史の歴史展を見てきました。とは言っても"Lightning Fields"及び"Lightning Fields Illuminated"が主なお目当てでした。本邦初公開とのことです。写真乾板の上に人工的に稲妻を走らせて感光させて作ったものです…